最近、私を訪ねて来られる方に言うんですけどね、私、施術業、もう上がってるんですよ。

施術って言っても色んな種類があるよね、色んな技術がある。

だから施術家の多くは、「施術は深いし一生修行」って思うかもしれませんけど、施術家のやるべき範囲は、実は既に「社会的期待値」によって決まってますよ。

社会的期待値によって決まっているというのは、お客さんの視点や社会の視点からして、施術業者に期待することや任せたい仕事や、求めるものというは、これはもう決まってるんです。そういう限られた範囲がある。

もちろん、それ以上、とことん掘り下げたっていいですよ。僕も異常な深さまでとことん掘って、突き抜けましたけどね、その経験から言うと、ある程度の以上の深い話は、まあ自分の趣味の範囲と思っていた方がちょうどいい。たまに深すぎて自分が言うことが分かってもらえなくなる人いますけど、「わかるわけねーだろ」ってのが世間の声ですよ。

さて、今日は久しぶりに「整体師になりたい」・・・って、思った当時の僕の目線で話をしようと思うんですけど、いまこういう仕事やりたい人います?整体師、施術家やりたい人。

人の体を改善して、どこに行っても取れないような痛みが魔法のように取れるようになって、お客さんに感謝されて「いえいえ、自分が良くしたわけじゃなくて、皆さんの体が良くなるようにできてるんですよ」って、謙遜できるような仕事ですね。

「整体師になりたい」って思った頃の僕は、当然「どうやれば整体師になれるのか」すら分かりませんでしたよ。この世界を全く知らなかった。身体の知識ももちろんゼロだしね。

今の僕は、真逆で、「この業種について知らないことはない」んですよ。新卒の頃から他人の3倍仕事してきましたからね。誰かがそうやって体を張って切り開いていくと、後の人が楽でしょ?人の身体の仕組み、どこまで良くできるか、施術業の社会的位置付け。お店の開業の仕方、自分が見るべき患者さんとどのように出会うか、施術業の現状、ビジネスとしてのあり方。

例えば、あなたの周囲では「整体院、増えたね」って言われているかもしれませんね。リラクゼーション、マッサージ屋さんも増えたねって言われてますね。でも、私から見れば全然足りないですよ。手が足りない。私、全国で診てますでしょ?見切れないですもん。それが現状です。

「整体師は、どんな人が向くか?」って、当然、「人間が好き」であることですよ。人が苦手な人は、合わないですよね。人が好きであるには、まず「自分のことが好き」じゃないと無理ですね。私のこと知っている人は「この人、自分のこと好きだな〜」って思うと思いますよ。

だって、そうじゃないと良い施術ができないこと知ってるからですね。「必要だから」そうなる。それがプロでしょ?