私は東京の中目黒の在住です。
中目黒と言っても、代官山も徒歩5分、さらに5分も歩けば恵比寿です。そのように三方囲まれた場所に住み、経営をして6年目となりました。

さて、東京に来る前は何をしていたのかと言うと、この章を書くために、ブログに新たにプロフィールを追加記載しましたが、私は全国の治療院やサロンに向け、健康と美容のコンサルティングをし、かなり実績を上げておりました。もちろん、患者さんを抱えながらそういう仕事も並行して行っていたわけです。

前回のブログでも触れましたが、様々なビジネスセミナーにも出向き、沢山のお金を出費し、20代の頃の遊び代は、全て「知識の補充」に注ぎこまれました。それらの努力が実り、多数の年輩の治療院の先生方に、若い癖に一目置かれ、重宝頂ける立場となり、そしてクライアント達に惜しまれながら独立を叶えました。

その後、三重の田舎で、閑古鳥がなきそうな農業地帯の真ん中に整体院を作り、その店を大繁盛させるに至ります。当然です。なぜなら「大繁盛できる仕組みを全て知っていた」のですから。健康・美容業界でコンサルティングをしていたということは、治療だけでなく、ダイエット、脱毛、フェイシャル、化粧品やサプリ等も、様々な知識を網羅しているわけです。そうでなければ、全国の40代や50代の院長先生方が、 当時、26~27歳の私のコンサルティングに耳を傾けるわけがありません。「こいつの知識量と仕事量は半端じゃない」というくらい実力を提供しなければ、認められるわけないんです。

コンサルティングですから、 ビジネスのサポートがメインです。健康と美容の全ての広告を書き、集客を保証し、接客を教え、リピートの戦略を提供する。それら全てを一貫して行うわけです。

さて、そんなことを30店舗以上に毎日、毎日、提供していたわけですから自分の店舗一つくらい繁盛させるのはわけないんです。そのようなわけで、周囲の心配をよそに1年もすれば繁盛店となり軌道に乗っておりました。ただ、僕はそこで満足しなかったわけです。それで東京の中目黒に進出しました。すると何が分かったかと言うと、今まで全国で通じていたコンサルティングのテクニックが、「何一つ、使い物になりません」でした。

これは衝撃的なことでした。東京とは、そういう場所なんです。

中目黒に来て、1ヶ月の間に一体どれだけの店ができては、あっという間に無くなっていくか、僕はずっと目の当たりにしています。それは、東京のどこででもそうです。芸能人御用達と宣伝されているような店が潰れてなくなっていく、そういう所です。

どうしてそうなるのか?それは住めば分かる。

以前、沖縄に出張した時、私の施術料を見て、「東京は物価が高いですね。沖縄ではこの値段ではお客は来ませんよ」と言った人がいました。昨日のブログでお話した、よく分かっていないのに分かったつもりになっている事例がここにもあり、東京でも多くのお店が安売りです。実力がなければ、高くすることなどできないんです。

さて、全ての知識が使い物にならない中、唯一通用したのは「エネルギーという技」でした。それだけを携え、僕は、毎日、「待つ」ことにしました。「お客が来るテクニック」みたいなものが、皆さんは存在すると思われるかもしれませんが、本当の本当は、そんなものは無いんです。


では、まだ起きていない未来に対して働きかけられる手法は何かと言うと「まだ起きてないことを起こす力」に他なりません。その力を発揮するために必要なものは「根拠の無い確信力」しかありません。

一体、それは何でしょうか?

ソファに座り、待つ時間を過ごし、ウトウトといつの間にか眠りに落ち、夢見心地で目が覚めかけた時、ふと「あれ?この後、誰かが来る気がする」と根拠もないのにハッキリと確信したら誰かが来ます。つまり根拠の無い確信力とは「自分に働きかけている外からの力を繊細にキャッチする」ことです。

自分は自分の力で生きているのではなくて、「自分に向けられている力」をキャッチすることで生きているということに、本当に気づかねばなりません。

いまだからこそこうして言葉にできますが、2011年の暮れ、私はそれが感覚的にできたから今も東京にいることができています。そういうことは、エネルギーの理屈を知らなければとてもできないことでした。もちろん、その後も、そういう力を発揮し続けているから、毎日、新しいことが起こり続けています。あなたの人生は毎日が新鮮でしょうか?

根拠の無い核心力は、頭で考えたり、悩んだりしたら止まります。モヤモヤしていたら、その力は発揮できません。それはあなたが、まだ未熟である証拠です。早く終わらせて、それらを辞めなければいけない。

東京は、東京だからといて高飛車にしているわけではないんです。

人の出入りが激しいこの街は、既存の知識以外にも、そういう能力が求められる場所であり、その上さらに「明日にもそれができなければ、もう立ち去らなければならない」と厳しく早いタイムリミットがある所です。

遠くでこれを読んでいる方も、そういう話に刺激を受けながら、自分の内在しているエネルギーを今すぐ発揮して下さい。